ムラについて@(7/19)

<移動平均線という考え方>

移動平均線。MOVING AVERAGE。MA。
などと知られています。
パチンコの世界ではないですよ。

株式市場、商品市場、為替市場などの相場の世界でのお話しです。
どういったものかと言いますと↓こんなのです。


なんでこんなのがパチンコに関係あるのか?

皆さんそう思われると思います。

少し、話はパチンコに戻ります。
パチンコの「回転」って何によって起こるか、を考えてみましょう。
当たり前すぎますが、ヘソへの入賞ですね。
さて、我々パチンカー、殊にボーダー論者は20/kとかの表現をよく使います。
20/kとはつまり、「千円当たり20回転する=千円の貸し玉250玉を打つ間に20回ヘソに入賞する」ということですね。

これは厳密に言うと正しくありません。

ヘソに入賞すると3玉の返しがあるのでそれを算入しなければ行けません。

つまり・・・

250+3P玉を打ち出す間、P回ヘソに入賞する」というのが正しい表現になります。
(もっと厳密に言うならばオマケ入賞による10玉とか8玉の返しも算入しなければ行けません)

20/kの状況は・・・

250玉+(3玉×20回)=310玉

つまり、310玉打つ間に20回入賞するのが20/kの状況です。

310玉÷20回=15.5玉

言い換えれば、15.5発打つと平均的に1回ヘソに入賞する状況なわけです。

ところが、パチンコを打つ人なら誰しも分かることなんですが、15.5発に1発どころか50発程度打っても入らないと思えば、ステージからゴロゴロ3玉も一度に入賞したりするのがむしろ当たり前です。

だから保3止めをして過入賞を防ぐわけですね?

実際の状況を見てみます。

上皿千円貸し玉250発

打ち出し開始、ストローク調整

75発目に1個入賞、3玉返し

79発目に2個目入賞、3玉返し

102発目、106発目、107発目入賞、3〜5個目入賞、9玉返し

111発目、115発目、125発目に6〜8個目入賞、9玉返し

・・・追っていくときりがありませんが、こんな感じで決まって15.5発に1回入るような代物ではありません。

最初のヘソ入賞には75発を要したので、この時点では3.47/kの回転率です。
125発目には8回転をマークしていますので、15.X/kの回転率です。

最初の千円20/kという回転率ですら、刻々と変わる回転率の移動平均線なのです。

上の図表、日経平均チャートで赤線は「13週移動平均線」つまり、ある時点から13週間過去に遡って、毎日の株価を平均化した値を折れ線グラフで結んだものが13週平均移動線。緑線は「26週平均移動線

同じ台の同じ釘では日経平均のようなバラエティーに富んだ線は描きません。
なぜなら「釘」というパラメーターが変わらないからです。
日経平均のことの説明は株屋に任せますが、米国株価から日米の貿易収支から景気からテロまで我々を取り巻くあらゆる社会情勢がパラメーターになって変動する株式と比較すること事態、意味がありません。

移動平均線、という考え方をお話ししたかっただけです。

刻々と変わる入賞率を250玉支出区切りで平均化しているのが千円単位での回転率なんです。

例えば、ヘソ入賞毎に要した玉数から求められる値を上のチャートで言うところの日々の値動きとすれば、千円単位での回転数は赤線の短期間での移動平均線

そして、最初の250玉支出したときと、次の250玉支出したときではもちろん入賞回数が異なる。
これも更に平均化しながら台の平均回転数を割り出していく。

緑線の長期間での移動平均線は例えば1万円投資時225回転、22.5/kということになります。
1日打てばまたもっと大きなサンプル、10時間実戦2200通常時回転数時平均23.12回転という超長期移動平均線=結果、今日はこれだけ回った、ということになります。

つまり○○玉に1玉ヘソに入る<250玉支出に○○玉ヘソに入る<2500玉支出に○○玉入るという、ミクロな視点を時間の経過とともにマクロに移していくことで、この先(残った遊戯時間)の入賞率を推測していくのが回転率の把握です。

「○○玉に1玉ヘソに入る」という極めて小さな試行回数によるサンプルを極大解釈すれば、さっきの例で言えばこの台は3.47/kである。となります。
それでも最初の74玉の打ち出しが1回も入らなくてもすぐに台を変わることはないですよね?
ちょっとイライラしますが、もちろんまだまだ見なければ行けません。

そうして250玉支出した時点で、20回転した。少し物足りないけど、もう少し見てみよう、となるわけです。

移動平均線などと持ち出して、むしろややこしくなってしまったかも知れませんが、要するに私の言いたい概念は、その台の回転率とは試行回数によって収束しながら変化していく平均値であって、刻々と変わる平均値こそが回転率である、ということなのです。

このムラに関するコラムはまだまだ続きます。

1回では書き切れません(笑)

次回、「朝ムラについて」=どうして朝はあんなに回っていたのに、こんなに回らなくなったんだろう。
について、くろべえの考え方です。

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